改修したカルタリ・セカンダリ学校の校舎
改修したカルタリ・セカンダリ学校のトイレ棟
【同プロジェクトの経緯】
カルタリ・セカンダリ学校（ドュリケル市９区）は。チョウタリィが公立学校の新校舎建設支援及びトイレ棟建設支援の１校目として2010年よりプロジェクトを開始し2011年に完成した学校です。
校舎等が完成して10年以上の歳月が経過しました。2024年度の事業として建物の経年劣化を防止するための改修支援を行いました。
校舎においては、室内外の塗装を行い、ドア、窓、雨戸を新しい物へと取り替え、トイレ棟も室内外の塗装を行い、ドア、窓、便器を新しい物へと取り替えました。
ネパールは、内陸国で地理的に貿易による産業が発展しづらい環境となっています。そのため、外貨を得るための手段として多数の若者が安価な労働力として他国へ出稼ぎに行きます。
出稼ぎ先においてパスポートを取り上げられ、訓練もされずにいきなり危険な作業を強いられて精神をやんでしまう人や亡くなってしまう人もいます。さらに、児童労働や児童婚、悪質なブローカーによる人身売買など子どもの権利を侵害する行為も行われています。
これらの問題には、貧困の連鎖が要因となっています。貧困の連鎖を解消するためには、質の高い教育を子どもたちに提供することが必要です。教育の質を高め、医療やICTの技術が発展すれば、新たに産業が創出され発展しこれらの問題も解消することができると思います。そのためにも、教育環境の整備は必要であると思います。
【国際交流】ガネーシャ・セカンダリ（ドイダ）学校、カルタリ・セカンダリ（サカキバラ）学校、カルタリ・セカンダリ学校（ソノ）E-ライブラリ、バルジョティ・ベーシック学校（フクタ）E-ライブラリ、ジョアパティ・セカンダリ学校（アラカワ）E-ライブラリの開校式等に出席しました。(2024年4月25日）
【校舎建設プロジェクト】 カルタリ・セカンダリ学校 E-ライブラリ開設プロジェクトを開始しました。（ネパール）（2023年10月3日）
チョウタリィのネパールでの公立学校新校舎建設プロジェクトについて
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